Vol.4 シルクスクリーン プチ工程見学!?

  • シルクスクリーン
2019年06月20日

こんにちは!
夏目前で蒸し暑い日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?汗で肌と服がベタつき、快適に過ごしにくいですよね。
そんな時、弊社オリジナルのポロシャツはいかがですか?吸水・速乾生地を使用いているので、汗ばむこれからの季節にピッタリです。
デザインもオリジナルで制作できるので、ロゴマークを入れてブランディングの一環としても活躍しますよ!

さて、今回は「シルクスクリーンの工程」について見ていきます。
既にシルクスクリーンをされている・したことがある方はご存知だと思いますが、初めての方へ向けてその工程をご紹介し、少しでもシルクスクリーンに興味を持って頂ければと思います。
弊社でお仕事をさせて頂いたお客様のご協力で、実際の製品の写真の一部を使用させて頂きます。本当にありがとうございます!

 

1.データ・フレームの準備

まずは、工程を簡単に表にしたので、下記をご覧ください。

原稿が入稿されてから、「データ」と「フレーム」に分かれて同時進行で準備を進めていきます。そして「焼き付け」で合流し、洗浄・検査を経て版を納品・プリントします。
それでは、こちらの手書き原稿がどのようにプリントされるのか、さっそく見ていきましょう!

 

・「データ処理」

手書きのイラストの場合、「データ処理」ではイラストをトレースするところから始まります。
今回は大きく分けて、ベースの「オレンジ」「ブルー」の2色。1色1版に則り2データ作成し、焼き付け用のフィルムを出力します。このとき出力する柄は、すべて黒1色で印刷します。その理由は後ほど・・・。

・「フレーム準備」

フレームの準備は、主に「メッシュ選定」「紗張」「スクリーン洗浄」「乳剤コーティング」です。
「乳剤コーティング」では、その名の通り紗を乳剤でコーティングし、紗の隙間からインクが落ちないようにします。

焼付け

フィルムとフレームの準備ができたら、焼き付けです。
焼き付けとは、フィルムとフレームを重ねて光=紫外線を当てて乳剤を固めることを言います。フィルムに出力した黒い柄部分は紫外線を通さないので乳剤は固まらず洗い流せば柄の形に落ち、その部分からインクが通るようになります。

 

プリント

すべての準備が整えば、いよいよプリント開始です!
まずはベースとなるオレンジから、写真のようにプリントします。版にインクを乗せ、乳剤が落ちた柄の上を通るようにスキージでインクを押し出します。

同様に、ブルーも上からプリントすれば完成です!!

 

最後に

いかがでしたか?
簡単ではありますが、工程の流れをご紹介しました。単純なモノでも、ひとつのデザインをプリントするまでに様々な準備が必要で、ひとつひとつが重要になってきます。デザインに適したメッシュ選び、印刷物に応じたインクや乳剤選び・・・単純なプリント方法なだけあって、どこかひとつでも間違えるとせっかくのデザインが無駄になってしまうこともあります。
都スクリーンでは、創業当時より積み重ねてきた経験と知識で、お客様にご満足して頂けるような製版を行っております。
シルク印刷って、面白そう!!と興味を持たれたら、一度弊社までご相談ください!

併せて、「シルクスクリーンってそもそも何?」という方へ紹介の記事も書いております。
より詳しく、より面白く感じて頂けると思うので、ぜひご覧ください!
「ブログ Vol.2 シルク印刷について」

それではお体にお気をつけて、令和最初の夏をお過ごしください!!


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