Vol.1 昇華転写について

2019年04月02日

こんにちは!

今日から本格的に、はりきってブログの更新をしていきます。
第一回は、いまやシルクスクリーンと肩を並べる主流のプリント「昇華転写」についてです。
はじめて聞く方には昇華転写の魅力を知ってもらうために、既に導入している・利用したことがある方にも改めて、その魅力についてご紹介していきます。

■まず、昇華転写って?

昇華用インク(分散染料インク)でインクジェット出力し、200度の温度で気化させ密着させたポリエステル生地に染め込む印刷方法のことです。簡単にたとえると、アイロンプリントと同じ原理です。熱を利用し、プリントする仕組みは同じです。

ポイントとなるのは「インクジェット出力」と「生地に染め込む」こと。この2つのポイントががどんな効果を持っているのか、見ていきましょう。

 

■クリエイティビティあふれるデザイン

  • デザインの自由が高い

インクジェット出力なのでシルクスクリーンのように版が不要、しかも色数に制限がありません。デザインを印刷した生地を縫製するため、縫い目の柄のつながりもキレイに仕上がります。縫い目や印刷可能範囲にとらわれることなく印刷ができるので、シルクスクリーンやカッティング転写よりグラフィカルなデザインができます。

 

  • 発色が良い

デザインデータをそのまま印刷できて色ごとで版を分けることもないので、シルクスクリーンでは表現が難しかったグラデーションやフルカラーでの印刷もキレイに再現することができます。画像データもそのまま印刷できるので、高画質・高発色で仕上がります。

 

オリンピックやワールドカップのユニフォームもこの昇華転写で印刷されているものが多く、各スポーツメーカーが発売するアイテム・ウェアが、おしゃれでカジュアル使いもできると人気が出てきています。最近では、爆発的な人気で300万着が即完売したという「2018ワールドカップ ナイジェリア代表」のユニフォームも昇華転写だというウワサも・・・

出典:NIKE公式HP

 

■機能性とデザイン性の両立

ではなぜスポーツウェアに多く使われるようになったのでしょうか?それは、鮮やかな配色で観客の注目を浴び、高いデザイン性で各チーム・各国のブランディングになるからだけではないのです。

 

  • 生地の機能性を損ねにくい

冒頭で、生地に直接染め込むように印刷をすると紹介しました。言い換えれば、シルクスクリーンのように生地の上にインクを「載せない」ということです。
インクを載せずに「染める」ので、伸縮性・吸水性・通気性といった生地本来の機能を損なうことなく印刷します。まさに、試合の中で最大のパフォーマンスを発揮させるためのスポーツウェアと相性抜群なのです。

 

  • 洗濯に強い

こちらも同じく、生地に染め込むためです。
もっと踏み込んで説明すると、熱によって気化したインクが、ポリエステル素材と分子レベルで強力に結びつくため洗濯しても色落ちしにくい、ということになります。

 

■ウェアだけじゃない

ユニフォームなどのウェア関連だけではありません。タペストリーやクッションカバー、マグカップにも印刷可能です。素材はポリエステルに限定されてしまいますが、アイデア次第でいろいろなグッズに展開することができます。

 

■最後に

今までの主流であったシルクスクリーンではできなかったこと…….製版いらず、色制限なし、データをそのまま印刷できる、納期も大幅に短縮などの現代のニーズに合った強みで普及し、技術も向上しました。
今回は主に特徴・強みをピックアップしてご紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。
次回の昇華転写の記事では「メリットとデメリット」を、シルクスクリーンと比較しながら見ていきます。
(更新まで待てないよ><!という方は、ぜひ一度都スクリーンまでお問合せください)
お楽しみに!


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